お知らせ
京都大学大学院解剖実習見学参加!
厳かな雰囲気のもと始まった解剖実習見学。
ご献体への尊さを感じると萎縮してしまい、積極的な見学はできないのではないかという不安が、毎年教員側にはあります。しかし今年も、こちらの心配が杞憂であったことがすぐに分かるくらいに、実習開始時より、積極的に観察を始め、教科書で学んだ知識を新たに上塗りしていく生徒の様子が見て取れました。実習終了時間を過ぎてもなお、その貴重な体験を無駄にはすまいと熱心に観察する生徒。本実習がいかに大切であったのかを、我々教員も更に知ることになりました。
医学の発展のために、そのお体を捧げて下さった篤志の心を持つ方々に恩返しできるような医療人になる、そんな誓いを心に秘め、凛として黙祷を捧げる生徒達の横顔に教員としても安堵感を覚える実習となりました。今日も本学の生徒は立派な医療人になるための階段を、力強く登っていきました。