令和２年度入学式の中止について

 

新入生の皆さんには、すでに連絡をさせていただいておりますが、今般の新型コロナウイルス感染拡大が続く現状から、新入生はもちろんのこと、学校関係者全員の感染防止、健康維持を最優先として、入学式を中止とさせていただきました。

 本校は、今年６月に創立１００周年を迎えます。記念すべきその年の入学式を中止することは非常に残念でたまりません。仏教精神を教育の根底に据え、４月８日花まつりの日に入学式を挙行してきた本校の歴史を途絶えさせることに悔しい思いが募ります。何よりも、新たな生活に一歩を踏み出す式典を楽しみにしておられた新入生の皆様、ご家族の皆様には誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです。どうか安全を第一とした今回の決断にご理解をいただき、ご了承いただきますようお願いいたします。

 なお、秋以降に安全が確保できる状況になった際、『入学歓迎式』をさせていただきたいと考えています。

 また新入生の皆さんのオリエンテーションについては、文部科学省の『令和２年度における専門学校等の授業の開始等について（通知）』に基づき、感染防止対策を講じ、４月８日、９日の二日間に分散をして実施する予定です。入校の際には、検温を含む健康チェックをさせていただきます。３７度２分以上の発熱がある場合は入校をお断りしています。もちろんその後のフォローはきちんとさせていただきます。どうか無理をせずに出欠の判断をお願いします。

 ひとりひとりが自分自身の健康管理をし、そして周囲の人々への思いやりを持って、医療人としての第一歩を踏み出していただきたいと考えています。

 なお、今後の日本の状況、あるいは京都府、京都市の感染状況によっては変更を余儀なくされるかもしれません。その際には速やかに全員に連絡・通知をいたしますので、あらかじめご了承ください。

 

京都仏眼鍼灸理療専門学校

校長　小　林　靖　弘